「ハートハース」は(公財)奈良YMCAの

「心のフリースクール」を支援しています。

「ハートハース」について

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クリスマスコンサート

「ハートハース」は、1994年7月、奈良YMCA「心のフリースクール」の開校と同時に、その活動を支援するボランティア団体として発足しました。「ハートハース」のすべての活動における理念として“分かちあいの中に愛を”を掲げており、人びととの交流の中で「愛」を感じる活動を展開しています。また、人びとの心身の健康、意識の向上と啓発を目的とした活動を行っています。

ボランティア団体の名称「ハートハース」は

【心の暖炉】を意味しています。

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「ハートハース」の設立経緯

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体育館にて

1992年、「身体が動けば心も動く」の信念のもとに、心のフリースクールの前身である不登校児対象の体操教室「ジュニアウエルネス」を開設しています。この活動を発展させ、専任カウンセラーのいる本格的な子どもたちの居場所を提供することを目的に、1994年、「心のフリースクール」を開校しました。

開校と同時に、活動をサポートするボランティアが公募により集められ、心理、教育、地域活動に興味を持つ人たちがボランティア団体「ハートハース」を設立し、スタッフと一体となって活動を支援しています。「ハートハース」は基本的に不登校を一時的な問題、現象と考え、子どもたちが次に進む道へのウォーミングアップの場としています。

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教室での活動

そこでは子どもたちが「そこにいるだけで価値がある存在」であることを再確認し、無条件で受け入れられることをかかわりの中で実感し、喜びや達成感を分かちあう過程を「ハートハース」は大切にしています。そして、その体験から本来持っている「生きる力」を取り戻し、子ども自らが見出した次なる目標に向かって歩き出すための援助活動を信条にしています。また、親に対してのケアや、日々の活動に地域の方々とのコミュニケーションの機会を積極的に持っています。その中で、子どもたちにボランタリズムを学ばせることも目標に掲げています。現実に「心のフリースクール」を卒業した青年が、研修を受けてボランティア活動を続けています。

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「ハートハース」の活動内容

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「子育てトーク21」

「ハートハース」は「心のフリースクール」の各種プログラムのサポートを中心に取り組んでいますが、単なるサポートではなく、ボランティア自身が子どもたちやスタッフと一緒にプログラム作りに積極的に参画しています。また、新聞「心のふりーすくーる」の発行や、ボランティアのための研修、講座の実施など、多岐にわたっています。また、地域の人々とのネットワーク作りとして「子育てトーク21」や「男のおしゃべりサロン」を定期的に開催するほか、さまざまな分野の講演会やシンポジウムも開催しています。他にも、フォスターペアレント募金活動、他のフリースクールとの交流なども行い、幅広く活動しています。

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ボランティアについて

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ボランティア研修

現在の登録会員数は約60名で、大学生から60過ぎまで、一人ひとりが自分の個性と持ち味を発揮しながら、自然体でやっています。毎週、曜日を決めて参加している人、新聞発行に専門的にかかわってくれている人、イベント開催時に協力してくれる人など、それぞれが自分の参加できる形で活動しています。また、ボランティアミーティングや親睦会を開いて会員相互の親睦を図るとともに、ボランティア精神の育成と向上をめざしています。

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